オフィス移転の見積書のチェックするべき確認ポイントとは?
大阪でオフィス移転をする場合には、何点か注意すべきポイントがありますが見積書はその中でも特に重要です。しっかりチェックしておけば、悪質業者か否かを事前に判断できる可能性が高いです。今回はそんな見積書のチェックポイントを紹介していきます。
見積書に詳細なデータが記載されているのか
大阪は広いですので、オフィス移転業者も沢山あります。それぞれの会社は相当に差別化されていますので、単純な引っ越し作業だけでは無く、オフィス移転後の新しい所をオーダー通りにデザインし施工してくれる様な会社等も珍しくありません。
アフターフォローについても、色んな種類がありますので、まずは具体的にどういうオフィス移転がしたいのかという事で、会社の選抜をする事が第1歩です。自社のHPで、過去の実績を写真や動画等で確認出来る様にしてある所も多いので、そういう物も参考にしながら、何社か候補を絞ってみましょう。
その上で、見積を依頼する事になりますが、その時の注意点として、見積書に会社の詳細なデータがしっかり載っているかを確認しましょう。例えば、業者のオフィスの場所が明記されていなかったり、電話番号が携帯のみで固定番号が全く載っていなかったり、車に会社のロゴ等が分かりやすくプリントされていない等の特徴があったら注意が必要です。
他にも、各工程にどの程度の金額が必要なのかの詳細がなく「後で追加経費が掛かる事があるのでご了承ください」等が書いていないかもチェックするようにしましょう。中には移転会社を自称しているだけで、車でやってきて適当に備品を担いで他所まで運んでいき、後は知らないとしてしまう様な、ひどい会社もあります。各工程に掛かるお金を追加請求してくるケースも多いです。
悪徳な会社の見積書には、必ずどこか怪しい点があるので注意してチェックしましょう。
見積書の作業項目をしっかり確認しよう
大阪でオフィス移転をしたいとして、ワンストップで全てを完了したい場合には、依頼先の業者は何処までを請負ってくれて、またどの部分のサービスは特に要らないか等をチェックする様にして下さい。しっかりした業者である場合は見積書の段階でそれがしっかり分かる様な記載をしているものです。
作業の人件費や、それに伴う掃除や予定の場所に備品を配置する等で、それに掛かる費用が明記されている事もあれば、引っ越し作業、不用品の回収や旧オフィスの原状回復に加え、引っ越しに関する各種の届け出までを含めて詳細が記入されている事も珍しくありません。
依頼内容によっては新オフィスの電気工事や、ネットワーク構築サービスをしてくれる事も多いです。それこそ新しいOA機器の購入までやってくれる会社まであります。
場合によっては、全てを業者にお願いした方が効率も良いケースもありますし、業務内容上外部の人の目を出来るだけ避けたいという場合は、その部分は自分達でやるという事で、見積もりの段階で業者にしっかり伝えておかないといけません。中には、予算の都合上、依頼したいけど無理という事もあるでしょうが、相手がしっかりした会社であれば代わりのフォロープランを出してくれる事もありますので、そういった意味でも見積書のチェックは重要です。
依頼会社の選抜の取捨選択の時点で意識する様にしておくと理想的と言えます。
サポート体制とアフターフォローの詳細を確認しよう
経験豊富な業者の場合、単に引っ越しを手伝うだけではなく、空調や電灯等を省エネで性能の良い物に変えてくれたりする事もあるので、その時点では幾らか割高になったとしても長い目で光熱費のコストがかなり安くなる様なサービスをしてくれる所も多いです。そういった提案があったり、提案の後に出してくる見積書が分かりやすいか否か等は必ず確認する事が重要です。
他にも、引っ越しまでのスケジュールやコストの管理だったり、運送業者との間で気を使ってほしいポイントについてマニュアルを作成した上で調整を付けてくれるサポートもありますので、精密機械等の扱いに繊細さが要求される物品がある場合等には、特にしっかり見る事をお勧めします。
後は、引っ越し後にトラブルが起きる事も想定しておかないといけません。引っ越しで物品が破損する事等はあり得ない事では無いです。その場合に何処までを補償してもらえるのかは必ず見るべきポイントですし、使ってみて初めて気づく内装関係の不具合等も無くはありません。そういう時の修理が無料なのか、有料なのかも業者間でかなり違います。
念には念を入れたい場合には、法人専門で扱うオフィス引っ越し業者をピックアップするというのも1つです。個人の引っ越しとは違い、難しい機微がある事を分かった上で請負ってくれる業者でしたら、完全とまでは行かないまでも、かなりのリスクを減らせます。
見積書の内容に不明瞭な物が無く、連絡先も携帯電話だけ等で曖昧な所が無い実績豊富な所に仕事を依頼するのが重要です。後は見積書を通してサポートやアフターフォローの詳細が読み取れれば理想的になります。その上で、トラブル防止に念を入れるなら、法人専門の業者に依頼する事です。