移転先のOA機器はリースとレンタルどっちがいい?
オフィス移転に欠かせないといわれているのがOA機器やIT機器、事務用品の導入です。特にOA機器は大阪移転時に全て購入しようとするとコストがかかってしまうデメリットがあります。そこで多くのオフィスで活用しているのがリースとレンタルのサービスです。ここではリースとレンタルの違いをまとめていきます。
OA機器のリースとレンタルの違い
OA機器のリースとレンタルのサービスの大きな相違点とは、契約期間の長さといわれています。
リースの場合は、契約期間として半年から10年など中長期で借りることが出来るという特徴を持っており、コピー機や複合機といったOA機器など長期間使い続ける物が対象となっています。一方でレンタルの場合は、日単位や週単位、月単位など短期間で借りることが出来る特徴を持っています。そのため、長期間で利用するならリース、短期間で利用するならレンタルという方法で使い分けることが可能となります。
そして大きな違いとして挙げられるのが、リースの場合中長期という決められた期間で利用することを原則としているので、中途解約をすることは出来ません。一方でレンタルの場合は、基本的に利用したい期間を指定して短期間借りることとなるので、契約期間に到達する前に中途解約をしたくなった場合でも解約は問題なく行える特徴があります。
そして契約終了後、リースの場合は借りている会社へ機器を返却するか、再リース契約をして延長利用をすることになるので、同じ機器を出来るだけ長く使用したい場合に向いています。レンタルの場合は、原則として延長はせずに決められたレンタル期間が終了した地点で返却となります。
このように同じようなサービスでも、それぞれ利用できる期間なども細かく決まっているので、大阪でのオフィス移転時に用途に合わせて使い分ける必要があります。
OA機器をリースするメリットとは
大阪移転をした方で、オフィスにOA機器を長期導入したいと考えているなら、リースがおすすめです。このサービスのメリットをご紹介します。
オフィスに導入される機器などの設備は、常に新しい技術を取り入れるなど開発が進んでいるので、期間が経過すると機能が古くなったり、壊れやすく補修費用が高くなったりする特徴があります。しかし、リースで契約して設備を導入すると、耐用年数に合わせた期間を設定することで常に最新の設備を導入することが可能になります。
他にも、導入時に多額の初期費用が必要なくなるため、月々わずかな料金で設備を導入することが可能です。費用を抑えることができれば、余剰資金を運転資金へ回すことが出来る点も大きなメリットの一つになっています。
他にも、設備を購入した場合は減価償却分のみが損金となるので、全額を経費扱いにすることは出来ません。しかし、リース契約で設備を導入する方法を利用すれば、毎月の利用料を全額経費扱いにすることが可能です。月額料金は変動することなく一定という特徴を持っているので、ランニングコストを把握しやすい点も大きな魅力となっています。
そのため、大阪にオフィス移転で長期間仕事をする予定のある場合、費用を抑えつつ、常に最新のOA機器を導入することが出来る点が最大のメリットだとされ、利用するオフィスが増えてきています。
OA機器をレンタルするメリットとは
大阪に短期間だけオフィス移転を検討しているなら、OA機器の契約はレンタルサービスを利用することをおすすめします。最大のメリットは、必要な時だけ短期で借りることが出来る点にあります。この契約は1日から1ヶ月単位という短期間で利用することが可能で、リースとの大きな違いとして中途解約も問題なく行えます。そのため、OA機器が必要なときだけ使用することが出来るなど、利用者の用途に合わせて機器の使用が可能です。
また、契約期間後はすぐに返却をするので、オフィスに設備を保管しなくても良くなり、別途保管場所を確保する必要もありません。また、この契約は購入時にかかる償却経理事務や固定資産税の申告、納付事務や損害保険の加入などの面倒な事務手続きを行う必要がなく、利用者は設備をレンタルする際に発生する料金の支払い管理をするだけで済みます。購入した場合は全ての事務処理を自分で行う必要があるので、負担を最小限に抑えることができるメリットがあります。
短期間でオフィス移転に伴い設備を借りたいと思った場合は、レンタル契約を利用することで最短1日から設備を導入することが可能です。料金体系も一定の料金設定となり、余計なオプション料金などは発生しないことも特徴の一つです。ただ、レンタル会社が所有するものから設備を選択する必要があるので、複数の会社を比較して利用したい設備が揃っているか確認しましょう。
オフィス移転に伴い、使用する様々な設備を全て購入するのはコストがかかってしまいます。長期間利用したい場合はリースを利用し、短期間だけ利用したいならレンタルにするなど使い分けをすることで余計なコストを抑えることが可能になります。